霊夢と【乃木別邸】探索!
2012-04-29
さて、今回はいよいよ乃木別邸へと足を踏み入れる事になります。初詣の時には鍵が閉まってて入れませんでしたので、中が非常に気になっていたんですよね~

はたして別邸内で霊夢を待ち受けるものとは何なのか!?
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これが乃木別邸「乃木希典那須野旧宅」の全景です。
ど~んとした面構えの平屋で、畳に障子に瓦屋根と、日本家屋の原点みたいな建物ですね。

詳しい説明はこの看板を読んでくださいね~
3行にまとめると、
・乃木大将として親しまれる乃木希典が、明治24年に約14haの土地を購入。
・翌25年に自ら設計した別邸を建てる。
・別邸は平成2年(1990年)に焼失。平成5年3月に再建され現在に至る。

再建された建物だけあって、あまり古さは感じません。
でも、南東に面した箇所には広い縁側があったりして、なかなか素敵な造りの日本家屋ですよ^^

霊夢「じゃ~ん! コレが乃木さん家の表札よ!」
「いや、お前ちょっとそれは違うから…」
霊夢「えっ!?違うの? こんなデカデカと書いてあるのに」
「もうココには誰も住んでいないんだよ」
霊夢「ふ~ん、じゃあこんな表札意味ないじゃないの」
まぁ、確かに別邸の雰囲気を壊してるようにも見える、真新しくて浮いてる看板でした^^;

「どうだ~?なかなかいい家だろう」
霊夢「この縁側っていうのが和風な感じでいいよね~」

霊夢「こうして座ってると、何だか懐かしい気持ちになれるよね」
「穏やかな春の日差しの中、縁側で猫と一緒にうとうとと昼寝とかすると最高だよな~」
霊夢「なんか現実逃避してるみたいだね」
「リフレッシュと言いなさい、リフレッシュと!」

霊夢「ここって土足厳禁なんだよね?」
「まぁ縁側を土足で歩く日本人は居ないと思うけど、
縁側は家の中なのか外なのか微妙な位置だからなぁ」
霊夢「結構曖昧なのね」
「日本人は曖昧が好きなのさ」

霊夢「私は土足でも平気よね」
「って、もうブーツで上がっちゃってるけど」
「う~ん。それ以前にこんな県指定の史跡に、座ってもいいのかっていうのがあるけど」
霊夢「えっ!?駄目なの?もしかして怒られちゃうとか」
「さっき庭を掃除してるおばさんが、興味津々でこっちを見てたけど
特に咎められることもなかったから、縁側はセーフかな」

霊夢「窓のところにも座ってみたよ」
「お前は高いところが好きだな~」
「全く馬鹿と煙は高いところに昇ると言うけれど、お前もなのか…」
霊夢「ん?何か言った?」
「んにゃ何にも」

霊夢「ん~、心地良い風が吹いて最高だね~♪」

中に入ると囲炉裏がありました!
火事の教訓からなのか、小綺麗で全く生活感の無い囲炉裏を見ていても空しくなるだけでしたね…。

霊夢「おお!こんな所にやかんがぶら下がってるよ」
「これは囲炉裏と言って、昔の人が下に敷き詰めた灰の上で薪や炭火をおこしたりして
調理したり暖をとったりしていたものだな」
霊夢「ふ~ん。それにしては回りが全くの新品のぴかぴかりんなんだけど」
「ここは火事で一回焼けちゃったからなぁ」
「火事の原因は放火だそうだけど、予防の為にもこの囲炉裏が使われることは今後一切無いと思うよ」

天井を見上げても煤ひとつ付いておらず、再建後一切囲炉裏を使用していないのが伺えます。
この枠組みだけ1つとっても、日本人の知恵が詰まってるとは思いませんかね。

霊夢「このやかんに美味しいおかゆとかが入ってたりしないよね」
「おい、ちょっと危ないぞ」
「下は灰で一杯なんだから、顔面ダイブだけは止めてくれよな」
霊夢「おっとっと…」
「ちょ!おま!」

板の間から続く畳部屋の空間は、まさに和そのものです。

霊夢「わ~い! これが畳ってやつね!」
「ん~表面がザラザラとしていても何だか弾力があって、触り心地が最高に(・∀・)イイ!!ね」
「お前にも畳の良さが分かるのか」
「それが分かれば、お前もれっきとした日本人だよ」

霊夢「ずっとこうしていたくなる不思議な感覚よね~」
「畳は日本人の心だからな!」
霊夢「それにしては、アンタの家には畳なんてないような…」
「俺は日本人の心をどこかに置き忘れてしまったのさ!」
霊夢「はぁ…、何か上手い事言ったつもりでいるよ…」

ここは別邸ができた後に納屋として使われていた旧家です。
焼失を免れており、当時の姿のまま保存されています。

中は農具なんかが陳列されてましたが、曇り空で薄暗い分、ちょっと不気味でした。
霊夢「ここはさっきの別邸と違って、何だか異質な雰囲気を感じるわね」
「そうだな…何だか空気が冷たいというか何と言うか…」
霊夢「ちょっと寒気がしてきたよ…」
「ここにはあまり長居しない方がいいと、俺の第六感が告げている気がする」
他に特別見るものも無かった為に、旧家での撮影は早々に切り上げました。
そう言えば、別邸探索中におばあちゃん達数人が見物に来まして、囲炉裏の傍に座らせておいた
霊夢を見られてしまいました。
というか、今回はわざと置いておいたという方が正解かもしれませんがw
おばあちゃん達が霊夢を見て、どんな反応をするのか見たかったというのもあります^^;
で、発見した時の第一声はというと…
「おやぁ、なんだいこのお人形は。何だか気味が悪いねぇ」
「誰かが忘れていったのかねぇ」
あー、そーですか、うちの霊夢は気味が悪いですかw
あ、それは俺のなんで持って行かないでくださいね。
そんなこんなで霊夢との、乃木別邸ドタバタ珍道中の幕を閉じる事にします。
では、またお会いしましょう~

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霊夢